H.V.Eワイン
H.V.E 環境価値重視認証 (2018年~)
環境認証は、生物多様性の保全、植物防疫戦略、施肥管理、水資源対策の4つの分野について規定を順守した農業従事者に与えられるもので、3段階のレベルがあります。
中でも、HVE Haute Valeur Environnementale(環境価値重視認証)は農業事業者を対象とした環境認証では最高レベルの認証です。
フランスの8,218の農園は「高環境価値」ラベルの恩恵を受けています。(2020年7月1日現在)
レベル1
現状の把握 – 「持続可能な」栽培に関する基本的な知識を持っている。
レベル2
定められた項目を遵守 – 4分野16の基準を遵守している。
レベル3(HVE)
定められた指標を達成 – 4分野について、
設定された細かい指標をクリアしており、
HVEのロゴを貼付することができる。
HVE(環境価値重視認証)はすべての農業分野に関した認証です。
この認証を維持するために、農場は、農業を担当する省によって承認された認証機関によって、少なくとも18か月に1回監査されます。
この監査により、証明書の有効期間を通じて環境パフォーマンス指標のしきい値が尊重されていることを確認できます。
独立ワイン業者ラベルワイン
独立ワイン業者
所有の土地でブドウを栽培し、醸造、瓶詰め、販売を一括で行なっている比較的小規模な生産者のことを指します。
3つの基本理念を共有するワイン製造者のみが所有する称号です。
1.自前のセラーで醸造・瓶詰めを行っているか
2.テロワールを尊重しながらブドウの木を栽培しているか
3.情熱をもって販売しているか
以上の基本理念にしたがって、上質なワインを作っています。
オウルワインのワインショップで扱っているワインはロゴの有る無しにかかわらず
家族経営の小さなドメーヌを中心に取り寄せています。
テラ・ヴィティスワイン
自然環境と人に配慮した
テラ・ヴィティスワイン
Terra Vitis(テラ・ヴィティス)は農薬や除草剤を使わない農法で、ごく限られたワインがこの称号を持っています。自然環境に配慮した栽培・醸造を行い、健全で個性豊かなぶどう栽培と、衛生的な醸造による高品質ワインの生産を目指す農家たちから誕生しました。
化学肥料や除草剤は一切使用していないだけでなく、酸化防止剤も一切使用せず、完熟したブドウの良さを100%瓶詰めするために完全無ろ過で瓶詰めされています。
テラ・ヴィティス の基本理念は以下の通りです。
葡萄の栽培から醸造までの基本理念
(1) 土壌の肥沃化
(2) 土壌の侵食防止
(3) 農園の衛生管理
(4) 水質・土壌・大気の汚染防止
これらの項目に基づき、自然へのやさしさとこだわりにより、妥協しない葡萄栽培、妥協しないワインづくりを実践しております。
またこの 「テラ・ヴィティス」 の共通ロゴは、以下のことを実行している生産者のみが使用を許されています。
自然環境への配慮
●テロワール(土壌)、葡萄の樹木のバランスを維持
●自然を観察し、農薬の使用を制限
●水質の汚染からの保護 など
品質の保証
●栽培作業における完全な追跡審査
●第三者機関による品質管理の実施 など
弊社では人と環境に配慮をした高品質なワインを提供するべく、希少なテラ・ヴィティスのロゴのついたワインを扱っております。
オーガニックワイン
オーガニック
化学物質を使わずに栽培されたブドウによって造られたのが、オーガニックワイン。香料が使われていないことが特長です。オーガニックワインは、農法や醸造法の違いでさらに分類することができます。
■ 農法による違い
≪ビオロジック農法≫
有機栽培のことです。鶏糞や羊糞を使うのが前提で、農薬や化学肥料、除草剤などは一切使わずに栽培します。
EUの場合、有機肥料を使う際はEC(欧州理事会規則)で認証されたものでないといけません。
≪ビオディナミ農法≫
ビオディナミ農法は、オーストリア人の人智学者ルドルフ・シュタイナーによる理論を土台とした有機農法・自然農法の一種です。
別名「生体力学農法」ともいわれ、月の運行や星座の位置を把握して、その動きに合わせた栽培を行うのが特徴。農薬や化学肥料、除草剤は一切使わず、自然由来の肥料を利用してブドウを栽培します。
≪リュット・レゾネ(減農薬栽培)≫
リュット・レゾネは農薬や化学的肥料を極力使わない栽培方法です。極力使わないとはいえ、必要に応じて農薬や化学肥料を使用するため、オーガニックワインとはまた違います。