ブルゴーニュのワインは目で味わうのが一番です。 それらの色は、それらの年、構造、および使用されるブドウの品種に関する貴重な情報を提供します。色、濃さ、輝き、清澄度といった、テイスティングの最初の謎を解く鍵を見つけましょう。
ブルゴーニュワインの特徴とニュアンスをより簡単に区別するには、まずガラスを白い表面に置きます。
そして目を離さないでください!
色と色合いを区別する
ブルゴーニュ/Bourgogne北部の白ワインからテイスティングを始めるのであれば、シャブリ/Chablisに見られるような緑色を帯びた極めて淡い金色の輝きに気がつくでしょう。
逆に、暖かな黄金色のニュアンスは、南部のワインに見られる特徴です。たとえばムルソー/Meursaultは、熟成を重ねるにつれて琥珀色の輝きを深めていきます。
類い稀なテロワール/terroirsで育った赤ワインは、その特徴的な色の多彩さを誇り、他とは異なる物語を語りかけてくれるでしょう。
若いワインの、ガーネット色と紫色を帯びた繊細な光沢を鑑賞してください。酸化桜桃の赤、鮮やかな赤、マホガニーの赤---これらの色は、本物のブルゴーニュ/Bourgogneの偉大なるワインの証です。
メルキュレイ/Mercureyが想起させるルビーの高貴な色が、早速香りの交響曲を奏で始めます。
独創的でグルメなテイスティングをお望みなら、木苺や芍薬のピンク色のロゼの色合いも試してみましょう。
ワインの濃淡を決定する
ワインの色は、ぶどう品種により、ぶどうの皮に含まれる色素の量にしたがって変わります。また、ワインの色は、収穫年や醸造方法によっても変化します。 ワインのローブ(色調が淡いか澄んでいるか、中庸か深い色か)の濃淡を、時間をかけて観賞しましょう。
そのうち、あなたはいくつかの特徴に気がつかれるでしょう。たとえば、暑く乾燥した年にはより深い色になり、ある一定の醸造法で造られたワインは、より淡い色を帯びるものだ、ということがわかるようになってくるのです。
輝きを形容する
適切なテイスティンググラスで、ワインの色と光がどのように変化するか見てみましょう。
それは輝いていますか、光沢がありますか、それとも結晶のような色合いですか? それどころか、艶がなかったりしますか?
若いワインは、熟したワインよりも結晶性が高く、鮮やかになる傾向があります。
色調の透明度を評価する
ワインの透明度は、曇りがないことに尽きます。
光に照らし合わせてワインを見て、かすんでいるのか、浮遊物があるのか、完全に透明なのかを評価します。
ただし、不鮮明なワインの濁りと、グラスの底に溜まったカスを混同しないように注意しましょう。ブルゴーニュ/Bourgogneワインの多くは、熟成に耐えるように醸造されているため、熟成の過程で、ワインの質を損なうことなく自然の成分により澱(オリ)が形成されるものが少なくありません。
テイスティングをさらに進めましょう。グラスの中のワインを少しかき混ぜて、壁に涙が現れるのを確認します。 多かれ少なかれ、それらはワインに存在するアルコールの程度を反映しています。
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